IT業界では様々な形で働くことができる
IT業界では数多くのエンジニアが活躍しており、会社勤めやフリーランスなどの中から自分に合う働き方を探そうとする人が少なくありません。
たとえば、会社員としてIT業界で働く場合には、会社にスキルアップ研修やセミナー受講などの機会が提供されるため、お金を掛けずに働きながら自分の興味がある分野のスキルを習得できるといったメリットがあります。
特に近年はAIの発展が著しく、将来的にはエンジニアの登竜門ともいえるプログラマの仕事が無くなるのではという懸念の声(※)も聞かれます。
実際のところはどうあれ、将来の不安を少しでも和らげるためにもスキルアップは欠かせず、それをしやすい環境というのは大きなメリットといえるでしょう。
(※)プログラマの需要について詳しくはこちら
一方、フリーランスのエンジニアの働き方は自由度が高く、子育てをしている人や親の介護をしている人も空いた時間を上手く使って仕事に取り組むことが可能です。
フリーランスのエンジニアの支援を行っているサイトの中には、仕事獲得に向けた橋渡しを行ったり、ベテランの技術者やIT分野に詳しいキャリアカウンセラーが相談に乗ったりしているところも多くあります。
そのため、IT業界内で一定の実務経験がある人であれば、独立後にスムーズに自分に適した仕事を請け負うことが可能です。
なお、IT業界に関心がある若者の間では、新しい分野を開拓してITベンチャーの起業を目指している人も少なくありません。
そうした中、IT業界の様々な働き方のメリットとデメリットについて知るうえで、日ごろから業界セミナーに足を運んだり、会社員から起業家まで様々な立場のエンジニアと意見を交わしたりするのも有効です。